Nikon Z fc
1980年代のニコンのフィルム一眼レフ「FM2」をモチーフにした、クラシックで懐かしいデザインが特徴です。軍艦部の独立したダイヤル(シャッタースピード、ISO感度、露出補正)は、カメラを操作するアナログな楽しさをデジタル時代に復活させています。
性能は最新のミラーレスでありながら、往年のニコンファンを唸らせるレトロな外観は、ファッションアイテムとしても非常に優秀です。
SIGMA fp L
世界最小・最軽量級のフルサイズミラーレス機として登場した、立方体(キューブ)に近い無駄のないデザインです。装飾を排し、ヒートシンク(放熱板)を兼ねた質実剛健なブラックボディは、他のカメラにはないストイックで機能的な美しさを持っています。
シンプルな本体に、ユーザーがグリップやファインダーなどのオプションを自由に組み合わせる「モジュラー(拡張性)デザイン」が最大の特徴です。
OM SYSTEM PEN E-P7
往年の「OLYMPUS PEN」シリーズから受け継がれた、薄型でフラットなボディが特徴です。特にシルバーモデルは、金属の質感が際立ち、洗練されたアクセサリーのような佇まいをしています。大型のグリップを持たず、カバンにすっと収まる携帯性の高いデザインです。
小型ながらボディ内手ブレ補正を搭載するなど機能も充実しており、そのコンパクトなサイズと上質なデザインが、日常のスナップ撮影に最適な「道具としての美しさ」を際立たせています。
FUJIFILM X100VI
1930年代のレンジファインダーカメラを彷彿とさせる、精悍で美しいデザインです。軍艦部(カメラ上部)には、シャッタースピードと露出補正のダイヤルが独立して配置されており、電源を入れなくても設定を確認できる「道具感」が魅力です。光学ファインダーと電子ファインダーを切り替えられる「ハイブリッドビューファインダー」もデザインの象徴です。
趣味性の高いクラシックな外観と、富士フイルム独自のフィルムシミュレーションによる美しい色味が、撮影する喜びをさらに高めます。常に持ち歩きたくなるサイズ感も秀逸です。
Panasonic LUMIX S9
従来のフルサイズミラーレス機は、大型のグリップが付いているのが一般的でした。しかしS9は、グリップを極限まで小型化し、非常にフラットでスリムな形状を実現しています。これにより、日常のバッグに滑り込ませやすく、「カメラは常に持ち歩くもの」というスナップシューターの思想を体現しています。
無駄を削ぎ落とし、アクセサリーやガジェットのようなスタイリッシュな佇まいです。

